旅日記★2003年2月 バンコク(タイ)    >>戻

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2月15日(土) 2日目。

朝ごはんはホテルのビュッフェ。
味は普通。
色々てんこもりにして食べる。
タイのオレンジジュースは、100%やのにすごく甘い。

 朝食。

BTSでサパーン・タークシン駅まで行き、そこから船に乗る。
サトーン船着場から、チャオプラヤー・エクスプレス(以下チャオエク)というボートへ。
チャオエクは、通勤などに使われる庶民の足。観光客もいっぱい。
船なら渋滞も関係ないので、王宮方面に行くには必須です。
切符は船に乗ってから、車掌(おばちゃん)から買う。
王宮、って英語でなんていうかわからんかったので「ワット・ポー」と言う。
そしたら車掌(おばちゃん)が「『ター・チャーン船着場』で降りるんやで」と教えてくれた。
サトーン船着場から王宮まで、ひとり8B(1B=約3円)。安い。

船をおりて、ター・チャーン船着場で時計を買う。
ふたりとも時計を持ってなかったので。
にせものBABY-G。そうけんが黒、アイがピンク。
ひとつ200Bでゲット。安い。それでもぼられてるけど。
買ってから時間を合わせようとしたら、どのボタンを押しても反応しない。
露店のお姉さんに「時間合わせられへん」って言ったら、「貸してみ〜」と操作して、
「あれ、あれ?」ってしてから、「ごめん、こっちの時計でもいいか?」と奥から
同じようなピンクのBABY−Gを持ってきた。
うん、これはちゃんと時間、あわせられます。

今まで普段、腕時計をしない人やったんやけど、腕時計ってなかなかに便利。
BABY-Gもとっても気に入りました@

    にせもの。



さて、王宮、ワット・プラケオを見る。
すごく暑くてはやくもばてぎみ。

 ワット・プラケオ。

そして隣のワット・ポーに行こうとしたら、「どこ行くの?」とタイ人のおっさんが声をかけてきた。
「ワット・ポーに行きます」と答えたら、
「ワット・ポーは閉まってるよ。開くのは14時から。あんたら今地図持ってるか?」と。
そうけんは地図を出そうとしてるので、アイが「ないない、地図なんて持ってない」と断る。

  王宮付近をウロウロしていると、「王宮は休みだよ」などと声をかけてきて、クズ宝石の店に
  連れて行こうとします。地図にいろいろな情報(ただし嘘)を書いてくれます。
    (アイが旅行前に熟読しておいたガイドブック『歩くバンコク(以下あるバン)』より抜粋)

まんまやん!
おっさんを無視してワット・ポーへ。
途中にいた警備員のおっちゃんに聞いたら
「ワット・ポー?開いてるよ」。
ほらな!

有名な寝釈迦仏(足の裏が有名)。でっかいなあ。
『ブッダ』(手塚治虫)を読み終わったばかりのアイはブッダ萌え。

 ワット・ポーの寝ブッダ。

ワット・ポーはタイマッサージの殿堂としても有名なので、マッサージでもしてもらうか、
と思ってたんやけど、思った以上に暑さにやられ、しんどくなってきたので帰ることにする。

最寄りのター・ティアン船着場(ター・チャーン船着場の隣)で船を待ってたら、タイ人のおっさんが話しかけてきた。
「船に乗るんか?チャオエクは30分は来ないぞ。私の船に乗らないか。たったの400Bで乗せてやる」
ぼ、ぼりすぎや…。チャオエクやったら8Bやで〜。
しかもおっさんの船はロングテイルボートでめっちゃ小さい。ぼりぼりの、ぼり船や。
当然、断る。
船着場の係員に次のチャオエクはいつごろ来ますか?と聞いたら「10分後」。
船着場のベンチでチャオエクを待ってたら、さっきのおっさんが欧米人の中年5人組を連れてきて
ぼり船に乗せていた。
ぼ、ぼられてる…。

アイとそうけんは無事、チャオエクに。
実際には20分くらい待たされたので、さっきのおっさんの言うこともあながち嘘ではなかった。
ただし、ぼりすぎ。
チャオエクに乗り込んで、車掌(おばちゃん)から切符を買う。
「ひとり15Bです」
え、行きは8Bやったのに…もしかしてぼられてる?!
なんか全てのタイ人がアイからぼろうとしてるように思えてきた。
でもガイドブックをよく読んでみたら、黄色い旗がついたチャオエクは特急なので高い、と書いてあった。
なるほど行きのチャオエクより広くて豪華な感じ。そして黄色い旗もついてる。
船の中にはガイドさんがいて、英語でバスガイドみたいなことをしてくれる。(ただし理解不能)
疑って悪かった。

 ター・ティアン船着場。写っているのはワット・アルンへの渡し舟。

 船着場から見たワット・アルン。

 これがぼり船(ロングテイルボート)や!

 チャオエク(特急)はこんなに快適。

 船から見かけた謎の中華風建物。千と千尋に出てきそう。

サパーン・タークシン駅から途中下車。
サラデーン駅(タイの新宿)。ここにはオフィス街と、有名な歓楽街パッポン通りがある。
駅近くのおしゃれカフェ「ジムジム」でランチ。
ここのランチセットは69B。安い。
アイはグリーンカレーのパスタを、そうけんは照り焼きチキンのパスタを頼む。
グリーンカレーのは辛かった。半泣きで食べる。辛い。でも美味しい。

 グリーンカレーのパスタ。

 照り焼きチキンのパスタ。

サラデーン駅からタクシーにのってマンダリンホテルへ。
ここにある旅行代理店からムエタイ体験のチケットを買う。
帰りは駅までトゥクトゥクで。
トゥクトゥクは値段を交渉しないといけないのでけっこうめんどくさい。
タクシーの初乗りが35Bなので、近距離ならなんとかそれ以下で乗りたいところ。
「30Bで乗せて〜」と頼むがなかなかうんと言わない。
最後には「なむー」と運転手を拝んでみた。
そしたらしょうがないなーという感じで乗せてくれた。やったね。でもたぶんぼられてるけど。

さらに途中下車してサイアム駅(タイの渋谷)でショッピング。
伊勢丹、ZEN(タイの丸井)、ワールドトレードセンター(でっかいデパート)をうろうろする。
なんか、思ったほど面白くなかった。
アイは露店とかのが好きみたい。
疲れたのでばんごはんを食べて帰る。
ばんごはんは、サイアム・スクエア(タイのセンター街)にある「アイ・ディン・クリン・クロック」で。
ここは、タイの若者が集うベトナム料理のお店。
この後、何度も使うことになるタイ語「ティーニー アライ アロイ(何が美味しいですか)?」を使ってみる。
お店のお兄さんが適当に選んでくれた。
ソムタム(青いパパイヤの辛いサラダ)、ヌードル(インスタントラーメンの味)、
野菜の天ぷら(美味しい、でも油っこい)、パパイヤの春巻き(油っこい〜)。
多分、全部ベトナム料理じゃなくてタイ料理。あんまり美味しくなかった。
でも店内は若い女の子が団体で来てて、皆でわけっこしてモリモリ食べてた。

 ソムタム。

 汁なしヌードル。

 野菜天。レモン汁につけて食べる。これは美味い。

 春巻き。油。

あんまり疲れたのでお店のお兄さんに近くの足マッサージ屋さんを教えてもらう。
行ってみたら、満員やったのでホテルに帰る。
どうしても足マッサージに未練があり、ホテルの中にあるマッサージ屋さんに行ってみた。
1時間250B(相場より安い!)で、ふたり並んで足をもんでもらう。
極楽や。もんでもらったら足が軽くなった。

部屋に戻ったら、よっぽど疲れてたんやろう、いきなり鼻血が出た。
ホテルのベッドでちょっと横になって仮眠。

夜はパッポン通りへくりだす。
「ピンク・パンサー」というお店へ。ここはショータイムに女の子のムエタイが見られるのです。
アイの習ってるキックボクシング団体、J-NETの女子選手もここのムエタイに出たことがあるそうです。
これは見ねば!と地図を頼りに「ピンク・パンサー」を探す。
ありました。でも、何か用心棒みたいな怖そうなお兄さんたちがドアの前にいますけど…。
「あのー、ムエタイを見たいんですけど・・・」と思い切って話しかける。
怖そうなお兄さん「ムエタイ?0時から始まるよ」と、教えてくれた。
何となく、中に入って待ってはいけないとアイの本能が告げるので、
近くのカフェでお茶をして時間をつぶす。
23時45分くらいにもっかい「ピンク・パンサー」へ。
さっきの怖いお兄さんたちが「ムエタイでしょ」と歓迎してくれた。

中に入ると、クラブみたいなところで、中央にリングがある。
リングの上ではブラジャーとTバックのみを身につけた娘さんたちが腰をふって踊っている。
あれ?…ここは、もしかして噂に聞くGOGOバーというやつでは?!
席に座って飲物を頼む。ふたりともコーラで。
ウエイトレス(こちらは服を着てる)がコーラを持ってきてくれる。
リング上で踊ってる子で気に入った子がいたら、ウエイトレスさんに言えば、女の子も持ってきてくれるみたい。
アイの隣の日本人のおっさんは娘さんを3人もはべらして楽しそうにはしゃいでいた。恥ずかしい。
早くはじまらへんかなあ、ときょろきょろしてみると、店内の女性客はアイだけ。恥ずかしい。
12時を過ぎもなかなかムエタイが始まらない。
リング上には売れ残った娘さんがまだ踊ってる。
そうけんが「ヨシカ(妹)にそっくりの娘がいる・・・」と言うので見てみたら、まじで似ててびっくりした。
本人じゃないか、というほど似てた。
髪をかきあげる仕草とかも、これまたそっくり。
そうけんはさぞ複雑な気持ちやったことでしょう。

予定より10分くらい遅れてムエタイショーが始まった。
女の子が二人出てきて、試合開始。
それぞれセコンドもついて、けっこう本格的。
そして、上手い。
パンチはそんなでもないけど、キックはさすがにきれい。
テクニックもそうやけど、ガッツがすごい。アイもこのガッツは見習わないと。

女の子は正式なムエタイのリングにあがれない(相撲みたいな感じで)のに、あえてムエタイをする
タイ人の女の子はどんな気持ちかなあ、と思う。
タイの女子ムエタイ界について興味がわいた。
試合は3分5ラウンド。お客さんの拍手で勝敗が決まった。
おひねりを渡してるお客さんもいる。

 女子ムエタイ。

2試合目はふつうに男どうしのムエタイ。
片方の選手はルンピニー(タイムエタイ界の最高峰のひとつ)に出てる選手なんやって。
さすがにすごい。
相手も上手やのに、ルンピニーの選手が強すぎて、まるで試合にならない。
ルンピニーの選手のひとりショーみたいな感じ。
キックが速くて、見えないくらい。
最後はルンピニーの選手のハイキックが決まってKO勝ち。

 これがルンピニーの選手。

GOGOバーのショータイムでこのレベルの高さ。
本物のルンピニースタジアムの試合はどんなかなあ、と思いをはせる。
(後日、このピンクパンサーの選手はスタジアムの選手よりも強かったことが明らかになる。)

BTSが23時までなので帰りはタクシーで。
「夜だから」とわけのわからない理由で、タクシーのメーターをたおしてもらえない。
仕方ないので70B(これでも値切りに値切った)払って帰る。
ちなみにGOGOバーは、あんなすごい試合を見たのに料金はドリンク代(90B)のみ。
普通は娘さんを買うのでもっと高くなるんやろうけど。

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