旅日記★2004年8月 松本再訪    >>戻

8月1日(日)  序

夜中に足首が痛くて目が覚める。
昨日ジムで練習中に転び、左足首を捻ったんやけど、
捻挫や打撲はいつものことなので、 シャワー浴びて、湿布貼って寝たんです。
が!
どうにもこうにも痛いしなんだか熱いので湿布をはがしてみたら、めちゃめちゃ腫れてる!!

今日から2泊3日で松本へ行くというのに。
百名山のうち3つの山に登るというのに。

ネットで日曜もやってる整形外科を調べて朝イチで通院。
てゆうか、この時点で足の痛みは半端なく、
ひとりでは歩けない(!)くらいなので、ひとり途方にくれていたら、
そうけんが「コレを使え!」と杖を…。
しかも山用のストックです。 (まさか登山以外でこんなに役に立つとはね。)
ちょっと恥ずかしかったけど、都電に乗ったら杖ユーザーのお年寄りがいっぱいいたのでなんだか連帯感。
すれ違いざまにお互いチラッと杖をチェックしあったりもして。
あ、あと杖が怪我してますオーラをびんびんにかもし出すようで、都電でも席がスッと空くよ。
世の中捨てたもんじゃないねえ。
レントゲンを撮ってもらったら、骨には異常なし。
ちょっとひどめの捻挫でしょう、とのこと。
アイシングしてもらって、湿布貼ってサポーターで固定。
またしばらく練習できないのかな…と思うとちょっと泣きそう。

アイ 「あの、山には登ってもいいですか?」
先生 「え、いつですか?」
アイ 「…今日です」
先生 「わははははは!無理ですね」
アイ 「わははははは…無理ですよね」

やっぱ無理かー。
さらば乗鞍…。

アイ 「あの、温泉とかは…」
先生 「どこか旅行に行くんですか?」
アイ 「今から長野に行くんです」
先生 「…災難ですね。温泉は絶対だめです」

腫れてるあいだはあっためたらいけないんだそう。
さらば白骨温泉…。
温泉に入れないのがなによりきついよ!
病院の前までミホギさん車で迎えにきてもらって帰宅。
病院から杖をついてよろよろと出てくるアイにかなり引いたらしい。

同日  1日目。

で、ウチから一路松本へ。
今回のパーティーはアイ、そうけん、クロ、ミホギさんの4人。
八王子らへんで少し渋滞したけど、思ったより早く、松本へ到着。
今年2回目の松本はすでに馴れたもので、
まずは豊科IC近くのおやきショップ、あずみ堂でおやきを食べてお昼ごはん。
夕方にはクロ実家に着いてのんびり。

取れたてのとうもろこしや桃、スイカを堪能〜。




ほんとはクロ父がやってる畑をいじらしてもらったりしたいアイ園芸部長なのですが、
歩くのもままならないためお座敷にひとり椅子を出してもらい氷で足首を冷やしておりました。

クロとそうけんは裏にある光城山にクワガタをさがしにいくと走り出ていってしまいました。
足の悪いクララをひとりぼっちにして、とんだハイジとペーターやな!!
と思ったら、お座敷にはおんじ、じゃなかったミホギさんが寝そべって野球中継を見てました。
お外で遊べないクララに気を使ったのか、 それとも単に野球(しかもパ・リーグ!)が見たかったのか。
夕ごはんはクロ母・エミコさんの手作りごはん。
山だめ、温泉だめのアイにはすでにごはんしか楽しみがなく、全力で食べました。
イワナの塩焼きと、エリンギの天ぷらが美味しかった。

  クロ家前から見た常念と槍。

8月2日(月)  2日目。

早朝に起きて、車で乗鞍高原へ。
槍ヶ岳と同様、マイカー規制(たいへん良い制度だと思います)になっているので、
ここからバスに乗り換え。
乗鞍岳は、頂上のちょい手前までバスで行ける、かなりお手軽な山なのです。
日本百名山にも入ってる日本アルプスの3000m級の山に
片道1時間半で登頂できるのでおすすめです。
かなり回復したとはいえまだまだ杖が手放せないアイは
バスをおりたところにある観光センターでひとりでお留守番。
乗鞍のすばらしさをうたったビデオがずっと流れてたのでそれを見つつ。
  乗鞍のすばらしさ。

  乗鞍岳山頂・剣が峰。

いいなー。足が治ったら絶対また登りにくるぞ!
夜勤登山部の目標は百名山制覇!(「全国制覇」っぽくてご満悦♪)

  帰りに寄った滝。

登山後のおたのしみ、温泉。
今回はなにかと話題の白骨温泉へ。
草津の湯の入浴剤を入れてたことがばれてから、お客さんは減ってしまったらしく、かなり空いてました。
お医者さんには「温泉だめー」と言われてたんやけど、
にごり湯なのをいいことに、 左足だけあげて入ってしまいました。
でもさすがにちょっとまずいかなーと思ってすぐに出たけど。チキンあいぼん。
白骨は、硫黄のにおいぷんぷんでなかなか良いお湯でしたよ。

帰りしなに浅間温泉にある下駄屋さんでねずこ下駄を購入ー。
今回の松本旅行でアイがした唯一のリクエストが「ねずこ下駄買いたい」だったのです。
ぶっとい鼻緒をすげてもらったので、なんかバンカラな感じの下駄になりました。

夜ごはん(クロ母・エミコさん作)は松茸!
ミホギさん松茸童貞卒業!

8月3日(火)  3日目。

朝からエミコさんの手作り(!)パンをいただく。
ここんちはまじでごはんが美味しい〜。

3日間、暇を見つけてはアイシングしたかいがあって、 捻挫した足首は随分回復。
怪我したのがあと1日、いや2日早かったら、たぶん乗鞍岳に登れてたんやろうなー。残念。

おいしい思い出いっぱいのクロ家に別れをつげ、まずは車で浅間温泉へ。
きのうアイが下駄を買ったお店を再訪。
ミホギさんが、アイの下駄のあまりの素晴らしさに「やっぱり俺も買う」と。
ねずこの右近の台に黒い鼻緒で激シブ!
アイは男のきもの姿もだーい好きやけど、足元が下駄になるだけで男前度3割増しです。
最近、雪駄をはいた男子をよくみかけるけど、ペラペラの安物の雪駄よりはねずこ下駄!
値段はそんなにかわらないのにあふれる高級感!
(ちょっと宣伝しすぎ?でも下駄屋のおじさんが「クチコミで広げたい」って言ってたし…。)


というわけで、画像は下駄をはいてキメキメの足元。
むかって左からミホギさん、クロ、アイボン。
クロは下駄じゃなくてビルケンのサンダル(非国民め!)。

下駄の音も軽やかに、次の目的地は美ヶ原!
今回2つ目の日本百名山であります。

エンジンブルブル絶好調で山道を登ってる途中にミホギさんがポツリ。
「ガソリンがねえわ」
またまたーそんなこと言ってギリギリ足りるんでしょ?とタカをくくっていたら、
美ヶ原についたところでほんとにガス欠。
お仕事柄、ガス欠の連絡を受けてロードサービスを手配したりは日常茶飯事やけど、
はじめてリアルでガス欠に立ち会ったよ。
仕方が無いので携帯で勤務先(損保会社)のフリーダイヤルへTEL。
ロードサービスにつないでもらってガソリン配達サービス(*)を受けることに。

美ヶ原の山頂に登ってくるという3人を見送って、アイはひとり車内でお留守番。

美ヶ原山頂・王ヶ頭。

1時間くらいで松本からガソリンスタンドの店員さんがきてくれました。
アイひとりだったのでミホギさんから預かっていた鍵を握り締め、
運転席(ハイエースなので高い)からヒラリと飛び降り、
「あ、どうもー」とか通ぶって(?)たのに、
ガソリンを入れ終わった店員さんが 「エンジンがかかるかどうか試してみてくれます?」と言った瞬間、
見事にボロが出る。
だって、免許持ってないアイボンには、エンジンのかけかたなんてわからないから!
仕方ないので「実は無免許で…」とカミングアウト。
ちょっと笑われました。ちぇっ。

  車庫入れするアイ。

頂上から帰ってきた3人と合流し、美ヶ原からビーナスラインを通って霧ケ峰へ。
3つめの日本百名山です。
霧ケ峰は歩く距離が短いのでアイでも歩けるだろうと言われ、下駄でトライ!
実際に歩いたのは5分くらい。
( あらゆる交通手段を駆使した場合、百名山の中で最も標高差が小さい山です)
リフトをふたつ乗り継いで、おりたらそこは山頂!ラクラクー。
頂上で写真撮って、またリフトで下りてくる。

これで夜勤登山部が制した百名山は、

富士山
雲取山
槍ヶ岳
乗鞍岳
美ヶ原
霧ケ峰

と全部で6つ。
残り94こ!ってまだまだやん。
アイは乗鞍岳と美ヶ原には登頂してないので、怪我が治ったらまた登りにきます。

帰り道は行程の98%くらいを眠ってしまい、起きたら談合坂SAにいました。
旅行前にさんざん「寝たらだめだよ」と注意されていたのに。
ごめんなさい。しょんぼり。
あ、ミホギさん運転おつかれさまでした!
クロ、おうち提供どうもでした!
大変お世話になりました。

     *:某とうきょう海上の自動車保険(車両保険+人身傷害保険つき)には
       ロードサービスが附帯されていて、ガス欠の場合、
       10リットルのガソリンを無料で配達してもらえるんです。
       すごいです。ただし年1回まで。

おわり